未踏の一次審査に通過した

応募から一ヶ月ほど経った日の午後3時ころ、IPA未踏公募事務局からメールが届いた。件名には「二次審査のご案内(内藤剛生様)」と書かれている。

一ヶ月間ずっと気を揉んでいた書類審査の結果だ。無事一次審査は通った。少しほっとするが、まだ気は休まらない。 発表12分、質疑応答10分のプレゼン形式の二次審査が待っているのだ。場所はお茶の水のホテルにある会議室。 持ち物はスライドを印刷した資料を7部。スライドを1ページに4枚印刷しても8ページくらいになった。56ページをコンビニでカラー印刷するのは金がかかるけど、妹にプリンタを借りて印刷させてもらえたのでお金が浮いた。

当日までひたすらスライドを仕上げていく。わかりにくい表現を改め、理解の妨げになるものを省いていく。 スライド全体に一貫してストーリーがあるか、持ち時間の12分を上手く使い切れるか、プレゼンは下手だけど、下手なりに工夫して公募内容の魅力を伝えきれるように努力しよう。