京コンピュータのCPUをもらった

日本の科学をこれまで支えてきたスパコン「京コンピュータ」のCPUがもらえるという話をきき、これはおもしろそうだと思って申し込んだ。人気があったらしく、すでに配布は終了してしまったらしい。

理研に寄付をしたときの返礼品としていただけるもので、今後市販されるものでもなく、またその個数も1000個に限定されている。京の全体では8万8千個のCPUが使われているが、そのうちのごくわずかしか譲渡されないということになる。それがまた希少性につながっているようで、禁止されているもののネットのフリマサイトでは10万円とかの値段で落札されているようだ。うわぁ、と思うが仕方ないのだろう。

このCPUをつかって自作PCでも組み立ててみたいなと思ったが、HPCについて詳しい人(Ryo Matsumiyaさん)にきいたところ、このCPUがささるマザーボードに市販のものはないらしい。やはりこれはインテリアとして飾るためのもののようだ。

ひたすら計算を続けてきたCPUにお疲れさまと言ってあげたい。この子はいま私の家の棚に飾られている。