このブログをCloudflare Pagesに移行した
これまでSurgeというサービスをつかって公開してきたこのブログをCloudflare Pagesから配信するようにした。Webサイトの中身は同じものなので記事を見る分にはなにも変化はない。Surgeにとくに大きな不満があったわけではないが(いまもたまに使っている)、年に一回くらいページに接続できなくなったり、公式のCLI開発が非活発だったりする。無料でつかっているわけだし、このブログに広告が載ってるわけでもないので別に困ることはないものの、なんとなくこういう状態をみるとこのサービスの継続性にやんわりと不安を持つ。
Cloudflare PagesはCDNサービスを提供しているCloudflareの新サービスで、CDNサービスを事業の柱にしている企業の猛烈に強いインフラの上で提供されるので世界中からこの無のブログへ高速にアクセスできる。大半のドメイン管理もCloudflareに集約しておりサイト管理のインフラが一本化できるのは便利だ。まぁ唯一このサイトで使っているドメイン名(xar.sh)の管理に対応していないという片手落ちの状態ではあり、これだけNamecheapというドメイン管理サービスを使っている。Namecheapは名前の通り安いのだがサービスとしては使いづらい。Cloudflareはドメイン管理に利益を乗せないというとんでもないサービスなので大抵の場合は使いだけでコストカットが可能で、もちろんできればこちらに移行したい。しかしまだ未対応ccTLDは無数にあるしshドメインなんてマイナーなものはなかなか対応の優先度は上がらなさそうだ。たとえばioドメインは対応しているが、2021年4月現在jpドメインには対応していないようである。
現在このブログは画像配信にSmugmug、記事配信はCloudflare Pages、ページの生成にはHUGOを使いGitHub上で管理している。またこれまではGoogleAnalyticsを各ページに入れていたが、私個人は離脱率だの滞在秒数だのに興味なく、アクセス解析はまったく使っていなかったので余計なjsファイルをロードしなくてもよかろうと思いこの機会に削除した。GitHubにこのブログのリポジトリをおいているならGitHub Pagesでも良いかもしれないが、レポジトリはprivateにしているので課金しないとサイトを公開できない。ドラフト記事がたくさんあるためフルオープンの状態にしておくには抵抗があるし、ただのメモみたいなブログ記事配信に毎月お金を支払うのももったいないのでしばらくはこれでいこうと思う。
邪悪さを放ちインターネットの巨人たちが跋扈するスラムでひときわ輝く光の存在Cloudflare。私の一番好きなインターネット企業はCloudflareだ。いつかこんなところで働いてみたい。