ケリ灯台

インターネットでエストニア周辺の衛星写真を見ていたら、フィンランド湾にぽつんと浮かぶ孤島があります。衛星写真では小さいながらも写っていますが、GoogleMapの地図では島の影もなく海でしかありません。


この謎の島の名前を元に調べてみると、どうやら過去に使われていた灯台の跡地だそうです。

Photo by Tuderna (Panoramio)

現在でも灯台として使われているのかどうかは残念ながらよくわからないのですが、近くの有人島から船をチャーターすれば一応観光はできるようです。

http://www.panoramio.com/photo/78851443

http://en.wikipedia.org/wiki/Keri_Lighthouse

http://www.vesi.jp/2011/08/little-keri-island/

廃墟や朽ち果てた遺跡ってなんとなく心惹かれるものがあります。エストニアは街なかでも郊外でもぶっちゃけ廃墟だらけなので楽しいですよ。

エストニアには紀元前500年くらいから人が住み続けていた土地であり、海上交易で大きく栄えた国であったので古い建物の残され方はヨーロッパのその他の国と比較にならないほどです。

エストニアが国として独立を勝ち取ったのは1990年のことですが、エストニア民族の持つ長い長い歴史は今でもエストニアの土地に深く根付いているみたいです。