2017-03-01

京都に引っ越した

生活に様々な変化があり、生まれ育った街である東京をはなれて京都に引っ越した。もともとあまりモノを持たないタイプなので、そして海外留学の時に大半の持ち物を処分した経緯もあり、引っ越しはあっというまに終わる。東京から京都に運んだのは服とか液晶モニタとかを詰め込んだスーツケースとリュックサック、折りたたみ自転車とデスクチェアだけだった。イスはめっちゃ重いのでクロネコヤマトにお願いし、それ以外は自分で運ぶ。東京から京都までだと新幹線か夜行バスで移動することが普通かなと思うが、新幹線はたくさん荷物を運び込むのは周りに迷惑がかかるし、バスだと大きめの荷物はひとり一つだけ、みたいな制約があったりする。そうなると第三の選択肢として飛行機を選ぶのも悪くない。国内線の預け荷物はルールの適用がめちゃくちゃゆるく、制限された重さを多少超えたって特に何も言われることはない。

私はJALをえらんだが、羽田空港から伊丹空港までの航空券は10000円ほど。新幹線よりもだいぶ安い。もちろん羽田空港までの交通費はかかるし、伊丹空港から京都はかなり離れているのでなんだかんだ時間もかかる。それでも現地に荷物運びを手伝ってくれる友人がいたりすれば、飛行機はわりとよさげな選択肢じゃないかとおもう。地元葛飾から羽田空港まではリムジンバスが通っているし、伊丹から京都まではバスやモノレール、あるいは乗り合いタクシーなんかが使える。近くはないけれど。

新しい家は上七軒というところにあり、京都駅からはバスで移動する必要がある。引っ越した時期がとても悪く住居の選択肢は少なかった。それに土地勘のない場所で家を探すのがこれほど難しいものだとは。適当なゲストハウスなんかに寝泊まりしてじっくり探した方がよかったかもしれないが、いまの家もそれなりに気に入っている。本当は地下鉄が通ってるところがよかったんだけど、考えてみたらそんなに京都駅に行く用事もない。市内の移動は自転車でいい。京都はコンパクトな街で、自転車で15分もあれば大抵の場所に行くことができる。必要なものが手の届く範囲にあるという事実はとても便利なもので、それでいて家賃は東京にくらべ平均で30%-40%くらい安いように思う。東京に行く用事はそれなりにあって、いまのところ一ヶ月に一回くらいの頻度で新幹線に乗ったりしている。のぞみは高いのでぷらっとこだまに乗ったりもしてみたが、片道4時間となるとちょっと面倒だ。それならもっと安くて速い飛行機を使いたい。空港に早く着けばラウンジでビールだって飲めるんだから最高だ。飛行機も新幹線もいいけど、夜行バスもいい。京都に空港がないので気軽に使えるのは高速バスと新幹線だけだが、私は夜間移動してくれる交通機関が好きなので高速バスをこれからも使いたい。気軽に使える夜行列車があればいいんだけどな。一度サンライズ出雲・瀬戸をつかってみようかな、と思って調べたけど、これは京都には止まらないみたい。高松にも出雲にもすでに行ってしまってるしなぁ…

新しい職場では研究員という立場になる。私はこれまでちゃんと就職したことがなく、大学を卒業してからはずっとフリーランスのエンジニアをしていた。途中友達と起業したりして共同創業者になったり、未踏事業に参加して個人事業主としてのお金を稼いだりしていたけど、履歴書は結局白いままだ。これからのキャリアプランが明確にあるわけじゃないんだけど、26歳という年齢もあるのでとりあえずまともに働いた経験もあるんですよ、という記録のために新たな場所で働いてみるのも悪くない。ここに5年も10年もいるつもりはないけれど、しばらく移住してみるにはちょうどいい感じだ。関西には片手で数えるくらいしか来たことがなかったので、いろいろなことが新鮮に映る。でもそんな新鮮さも3ヶ月も住んだらだいぶ落ち着いてきた。今は毎週どこかへ旅行することが楽しみでしかたない。関東はもはや行き尽くしてしまった。青春18きっぷの販売シーズンまであと1ヶ月。いまからとても楽しみだ。

関西にも飽きてしまったら次はどこにいこう。でもそれは飽きたときに考えればいいや。