自宅の照明をHueとDimmerに変えた

私は上から強い照明が当たっている状態がとても嫌いで、フロアスタンドライトを愛用している。ニトリで買った180cmくらいのものだが、フットスイッチでON/OFFが切り替えられるし重量もずっしりとしていて安定感があり素晴らしい。買った時点では電球が付いてなかった商品だったとおもう。同時に購入したLED電球をとりつけ、買ってから2年くらいの間、ずっと私の部屋を照らしてきてくれた。私の家にある家電は片手で数えるくらいしかない。洗濯機とルンバとこのスタンドライトだ。この三つがあればとりあえず私の部屋は十分だと思っている。

とはいえこのライトにも不満がないわけではなかった。それはフットスイッチしかないという都合上、ベッドに入ってから照明を消すことができないという点だ。私の腕が3メートルあればそれも可能だが、今のところそんなに長くない。結局ベッドから出てスイッチを押し、そしてまたベッドに潜るという手間が必要だった。冬の夜、ベッドの中で本を読み、眠くなってからフットスイッチのある場所まで歩いていくのがかなり面倒だったのだ。

しかし今は2018年だ。もうちょっと良いやり方があるだろう。ここらでちょっとHueでも使ってみようかという気になった。スマホで調光できたらベッドの中からでも操作できるじゃないか。うん。便利そうだ。そう思って使い道の無いまま放置していたAmazonギフト券を使ってHueの電球と操作用端末のDimmerを購入した。ふつうのHueはフルカラーに調光できるので、例えば部屋を青とか赤に染めることもできる。しかし寝床として使う部屋の照明にそんなアヴァンギャルドな色合いは求めていない。なので普通のHueよりも安価なホワイトタイプを購入した。電球色から蛍光灯の色までの範疇で調光し、輝度を変化させられるという商品だ。普段使いにはぴったりである。

近所のローソンで注文した品物を受け取る(仕事で家を空けていることもあるのでコンビニで受けとれたほうが便利だ。ヨドバシカメラもコンビニ受け取りに対応してほしい)。雑に包装を開けて早速取り付ける。無線で通信するプロダクトは大抵初期設定が面倒なものだけど、この商品はボタンの長押しだけで簡単にペアリングする。適当にいじってみると、プリセットになっている5つのパターンを切り替えることと無段階で輝度を調節することが簡単にできた。今まではON/OFFだけの二段階だったけど、このように微妙な調整ができるようになると、例えば映画を見るときは少し暗くしようかな、とかが気軽にできるようになる。フットスイッチと調光機能の共存も問題ない。

良い買い物をした。生活がとても快適になった。とはいえ全然劣化していないであろうこれまでのLED電球はどうしよう。使い道がない。