2018-02-11

JASSOから借りていた奨学金を繰り上げ返済した

申し込み

大学1年生の時にした重要な選択の一つが奨学金を借りたことだった。月に6万円くらいを毎月かり当時の生活費やら交際費やらに使っていた。実のところ入学金も授業料も両親から受け取り支払っていたし、当時は実家暮らしなのでこの奨学金がなかったら勉学が続けられないといった訳ではない。振り込まれた奨学金はたくさんつめこんだアルバイトの給料と合わせて貯金してヨーロッパへの留学資金にもありがたく使わせていただいた。

学業をおえて社会人になり、普通に日々生活していると自分の貯金には余裕が出てくる。それならばとおもい学生時代に借りていた280万円の奨学金を繰り上げ返済することに決めた。毎月1.4万円を返済していたが、このペースだと完済まで十数年かかるし、その間ずっと借金持ちという状態になる。私が借りていた奨学金は利息が付かないため、あえて急いで返す必要はない。できるだけ長く借りたまま資産運用したほうが利益になる。しかし私は精神的な安堵を得たかった。あと15年つづく継続的な返済から解放されたいなと思ったのだ。

JASSOの公式サイトからスカラネットパーソナルにアクセスする。ものすごく使いづらく、めちゃくちゃなセキュリティと理解しがたい手順を踏んで繰り上げ返済を申し込んだ。このサイトと縁をきれるというだけでも繰り上げ返済には価値がある。JASSOの奨学金は本当にありがたい制度ではあるが、このサイトを作った会社は早く切ったほうがいいと思う。この使いづらさはリニューアル前の発車オーライネットレベルだ。

奨学金の返済はリレー口座と呼ばれる銀行口座を指定し、そこから毎月自動引き落としで実施される。繰り上げ返済もそのリレー口座に返済したい金額を入金することで行うが、良い機会なのでリレー口座としてだけ使っているMUFGの口座も解約してしまうことにした。普段メインバンクとして使っている住信SBIネット銀行はリレー口座として使えなかったため、MUFGは完全にリレー口座の用途だけで維持していたのだ。口座に返済残額の250万円を振り込み、JASSOから引き落としを待つ。申し込んだのが初旬だったので今月末に引き落とされるらしい。SBI証券のiDeCOに住信SBIネット銀行が使えないとかの不都合もあるため、いっそ金融資産も含めてメインバンク自体を変えることを検討している。

引き落としとJASSOからの手紙

返済の当日がきた。リレー口座の残高がぴったりゼロになるように振り込んでおいたため、口座の残高はゼロ円になっている。高校時代に作った口座だから10年以上使っていたことになる。

正直なにをするにも手数料は高いしMUFGを銀行口座として使うことはもうないだろう。そう思って近所の支店に通帳と印鑑を持ち込んで解約した。使わない銀行口座をずっと持っていたって損はないが得もない。だったら自分で通帳やカードを管理するコストを削減した方が賢いだろう。必要がきたらまた開設すればよい。新たに作るとしても新生銀行あたりで良いんじゃないかと思っている。クレジットカードとは違い長く一つの口座を大切に持っていてもメリットがあるわけではないので、こういうものはどんどん整理していきたい。

right 全額返還を完了させ、しばらく待っているとJASSOから圧着はがきが届く。中をひらくとこれまで返還した金額が記されているほか、返還完了証という賞状風のデザインで返還の完了を知らせるメッセージが書かれていた。
奨学金制度に対する不満は日本中で噴出しているが、私は個人的にとてもよくできた制度だと思う。他の学生ローンより利息も安く審査もゆるい。返済も1/2や1/3の量をより長期にわたって返済することもできるため、所得が相当低くてもなんとかなる場合が多い。神奈川大学のように成績次第で入学金や授業料を免除してくれる大学を積極的に活用することで、日本の高等教育はまだまだやっていけるんじゃないかな。
日本学生支援機構のみなさん、大学時代、大学院時代と通して大変お世話になりました。ありがとうございました。保証人になってくれた母と祖母にも感謝しています。