2018-05-21

PlayStation4を買った

ある日、自分の銀行口座にお金が振り込まれたという通知が届く。振り込み主は不動産会社だった。敷金や月途中で解約したから戻される家賃だろう。せっかくの臨時収入なのでぱっと使ってしまおうかと思った。

思ったのでPS4とゲームソフト1本を購入した。自分にとって据え置き機を買うのはPS2以来で、高校時代にプレイしたあのときからはもう10年以上経っている。PS3の時代をまるまるスキップしてしまったため、ずいぶんインパクトの大きい体験になった。

当時PS2でリアルタイムレンダリングとプリレンダリングムービーはまったく映像の質が異なっていたが、PS4ではその差なんかなくなっていた。映像が綺麗すぎる。ハードウェアもCG技術も当時とは比べものにならないほど成長していたわけで、しばらく離れているうちに日進月歩の世界で着実に進化していた成果がこんな簡単に自宅で見られるようになったことに心底驚いた。

最初に買うソフトにはFinalFantasyXVを選んだ。なんと全世界で700万本も売れたという。そのせいなのか値段もかなり下がっており、近所のヨドバシカメラでなんと980円で売られていた。ロイヤルエディションという改良版らしき商品もあるが、ネットのレビューを見てみると、どうやら普通のバージョンにこれまでのダウンロードコンテンツがセットになってお得に買えるという商品らしい。しかし新品が980円で買える時点でDLCとセットでお得というのはあまりメリットがない。DLCは後からいくらでも追加で購入できるものなので、まずは普通にプレイして面白かったら買うことにした。

で、結論としては、FF15、めっちゃくちゃ楽しめた。PS4でプレイする一本めのゲームソフトとしてはベストの選択だったんじゃないかと思っている。私はこれまでFF12しかやったことがないので(これを言うと気の毒そうに見られる。FF12面白かったんだけどな…)、そもそもFFに対してそれほど思い入れがあるわけではない。しかしそんなことはどうでもよく、ストーリーを追っているだけで長編映画を見ているような感触を味わえたし、ストーリーの最後はぼろぼろ泣いてしまった。結婚式を直前に控えた青年と、その親友3人で車に乗ってロードトリップに出かけるなんてこれ以上ない青春の匂いが立ち込める。冒険の舞台はアメリカ中西部にとてもよく似ており、自分が半年ばかり前に友人と3人でロードトリップをしてきたばかりの場所だったこともあるのか、なんだか随分と心惹かれる場面ばかりだった。エンディングに近くにしたがって明らかになっていく切ない運命と、その運命を受け入れる強さ、友達の大切さを感じさせる良い物語だった。

プレイ途中の演出に疑問がある部分もあったが、それはすでにたくさんのレビューサイトで指摘されていた。みんな同じことを思っていたみたいだ。当初オフラインでプレイしていたけど(最初に適用するパッチだけで22GBもあったのだ)、その状態では信じられないくらいバグだらけだった。異常に眩しく光る洞窟や直立した状態で乗るチョコボ(ダチョウのような鳥に乗るシーンがある)なんかは、FF15販売当初にSNSで流れたスクショで見たことはあったが、まさか自分も目にするとは思ってなかった。しかしこの1年半の間になされたたくさんの修正パッチでそのほとんどは解消されているし、細かな使いやすさが格段に向上していた。オフラインでだけプレイするのは、もはや現代では不可能なのかもしれない。

モンハンの販売とともにひどく品薄な状態が続いていたPS4は、本体だけでも3.5万円するし、ゲームソフトだって出たばかりのものは8000円とかする。Nintendo Switchも同じくらいの価格設定だったが飛ぶように売れた。今時のゲーム機はなかなか高いなと思わないでもないが、ゲーミングPCを買ったらもっとするんだから、これくらいが妥当なんだろう。7000円のゲームボーイが安すぎたのだ。しかしPS4もNintendo Switchもそれでもすでに元を取れたかなと思えるくらい楽しんでいる。せっかくの最新ゲーム機だ。遊び尽くしてやろう。次はドラクエ11を買おうかなと思っているが、まずはFF15を遊び尽くしてからになる。一体いつになるのだろう。