2014-01-16

トランクひとつで暮らせるように

私は基本的にモノをあまり持ちません。機能的で洗練されたデザインの文具が好きだったりしますが、ペンは一本、ノートは一冊だけ持つほうが好きです。壊れるまで使います。もともと几帳面な性格なので散らかる原因やかさばる要因を取り除いてシンプルな生活を保つよう、(無意識的に)気を使っています。

留学するようになってからさらに物を持たなくなりました。例えばシャンプーの代わりにちょっと良い石鹸を使うことにしたりだとか、バスタオルの代わりに絞ると乾くスイムタオルをつかったり。 洗髪を石鹸で行うのは、たまたま留学中に旅行するにあたって荷物を減らしたかったからという理由がありました。LCCをつかうのでできるだけリュックサック一つにあらゆる荷物をつめ込まなければならないからです。石鹸とコンディショナー、化粧水だけが必要で、それ以外はなくても何とかなると思ったのです。シャンプーとボディーソープとシェービングフォームは石鹸で代用します。

するとどうでしょう、普段となんにも変わりません。石鹸を握って濡らした髪にゴシゴシこすりつけるととてもよく泡立ちます。よく洗って水気を切ってリンスをつけて流して乾かした時、風呂あがりの感覚が全く同じであることに少し驚きました。さすがにリンスや化粧水をなくすのは無理ですが、少なくともシャンプーとボディーソープとシェービングフォームのかさばるボトルが小さな石鹸で代用できたのは便利なことこの上ありません。旅行終了後も同様の生活を続けてますが、とくに問題はありません。

バスタオルも人間の体を拭くのには異常なほど大きい商品です。スイマーが使っているようなスポンジやゴムみたいな感触のタオルが便利です。乾くと非常にコンパクトになり、濡れると柔らかく、絞ると乾くというシロモノで、バックパッカーにはお馴染みの便利グッズです。私は旅行の時にはバスタオルはまず持って行きません。このスイムタオルのみです。これを今は日常生活でも使っています。これは好みとか慣れもあるので万人におすすめするものじゃないですけどね。

財布も同様です。カードケースにぎっちりとポイントカードやクーポンやレシートを入れている人がいますが、ちょっと考えられません。私の財布にはカードが3枚入っているだけです。クレジットカードに身分証明書にキャッシュカード兼バスの定期。お札は20ユーロ札が一枚、コインは入れません。お札を崩してしまったら自宅のコインジャーに放り込みます。レジでいちいち小銭を数えるよりもクレジットカードや紙幣でさっと支払ったほうがスマートですし、時間もかかりません。おそらく財布自体も傷むのが遅くなるんじゃないかと思います。

本は図書館で借りられたらそちらで済ませますし、手元においておきたい参考書なんかは電子書籍を購入します。CDやDVDはすべてレンタルしますし、写真はクラウドストレージに。

こんな生活を送っているので、自分のモノを集めたって余裕でトランクひとつに収まります。服ばかりは仕方ないですが、これは人間らしく生きるのに必要ですしね。

良い物を一つだけ、長く大切に使えるのって素敵だと思いませんか?

不要なもののために家賃を支払うくらいなら、とっとと捨ててシンプルライフを始めよう。