エラスムス制度の利用に必要なもの

せっかくだから日本語の情報が大変少ない、「エラスムス制度」についてもまとめてみます。あくまで私の通っているTaliinn University of Technologyでのお話です。でもEUで決められた枠組みなのでどこ見てもだいたい同じでしょう。

満たすべき条件

大学によって決まりはいろいろ分かれると思います。私の大学での申請許可基準は以下のとおりでした。

  • GPA3以上(5が最大なのでゆるい)
  • 英語の能力証明書(TOEFLやIELTSなど、入学時に使ったやつでも可)
  • 学費の滞納が無いこと(どうせ大丈夫でしょ)
  • 申請の時点で入学から1セメスターが経過していること

以上です。どれも普通に過ごしていればいつの間にか終わってるものばかり。つまり門戸はとっても広いです。

申請に必要なものと申請内容

大抵の大学はインターネットで申請可能なフォームを用意していると思います。なので以下の書類はスキャナで取り込んだ画像や、PDFとして作った文書をアップロードします。

  • CV(いわゆる履歴書)
  • 英語能力の証明書(試験結果のスキャン画像など)
  • 保護者への連絡先(日本のもので可)
  • 希望する交換留学先を3つ
  • 留学希望期間(1セメスターだけ?それとも2セメスターにする?)

これらをネット上のフォームに記入・アップロードすると、次は面接です。

面接

英語圏で生まれ育っていない人にとって大変きつい面接です。でも心配はいりません。これは頭のおかしい生徒を弾くためにあるようなもので、基本的に全員通過します。質問内容も単純で、「なぜその大学なのか?」「その大学の授業内容はこの大学と一致しているのか」などというもので、アカデミックな内容が問われることはありません。私も大変緊張しましたけど、5分もかからずあっという間に終わりました。気楽に行きましょう。

結果発表

しばらく待つと結果がメールで通知されます。無事交換留学生に選ばれたらココからが大変。やたらたくさんある書類を書き、それをネットなり郵便なりで送らなければならないわけです。ぶっちゃけここが一番面倒です。間違いありません。頑張っていきましょう。日本を出る前にやったビザの申請よりかは楽なはずです。