タリンには電車もあるよ!

タリン市内での足といえばトラム・バス・トロリーです。無料だし高頻度だしどこでも走ってるしと、車を運転しない学生や高齢者には欠かせないライフラインでもあります。

これら3つの影に隠れてあまり目立っていないのが鉄道。タリンを離れて他の街やロシアに行くときには鉄道の旅もおすすめです。

オレンジ色のニクイやつ

タリンを起点に地方都市を結ぶこの電車、できたばかりのようでめっちゃくちゃ綺麗で乗り心地も素晴らしいのです。 地上を走る広軌(線路の幅が広いこと)の列車であるため、車両ひとつひとつがすごく大きく、中もゆったりしています。

向かい合わない席もあります。でもロングシートはありません。うれしい。

よく清掃されていますし、切符も電車内で購入できます。首都タリンから、例えばエストニア第二の都市タルトゥまで行くならバスよりも列車がおすすめ。値段も安く、大きな窓から見えるエストニアの景色が旅情を誘います。

初めての土地ではとっても便利

車内には日本のように液晶モニタが設置されており、現在地や次の駅がリアルタイムで表示されているのも近代的。

ジョルジョ・デ・キリコの絵画のようだ

とにかく素敵なこのエストニア鉄道。唯一の欠点は走行本数が大変少なく、1~2時間に一本程度なこと。ここさえどうにかなってくれたらもっと便利なんだけどなぁ。エストニアの駅のプラットフォームは屋外なので夏はよくても冬は寒いのです。。。