拳銃を撃ってみた

エストニアでは限定された用途と状況での拳銃の使用が許可されています。日本でももちろん免許を取得し、講習を受け、自宅に鍵付きのロッカーを設置し、警察に届け出れば可能ですが、それ以外に銃を使うことは完全に禁止されています。ここタリンには初めてでも大丈夫な射撃場があり、多くの国で日本と同様に規制されている発砲を合法的に体験できる施設として、観光客の人気を集めています。

射撃自体はストレスの解消にもなる立派なスポーツです。でも私はアメリカの緩すぎる銃規制は厳格化すべきだと考えていますし、オバマ大統領が掲げた銃の規制法案がアメリカの上院で否決されたことを残念に思っています。銃を娯楽目的で使うことなんてまず無いだろうなと思っていましたが、実際にエストニアに射撃場があり、リーズナブルな値段で体験できるとなると、その魅力にはなかなか抗えないものです。

私が行ったのはTondiという地区にあるTondi Lasketiirというところ。タリンの中心部からトラムですぐのところにある地下射撃場です。

大きなカーマイン色のビルの地下がお店になっているようで、薄暗くコンクリート打ちっぱなしの階段を下って行くと…ありました。おじさんが一人でやっているみたいです。

一人30ユーロの現金を払うと(クレジットカード不可)、ハンドガンを10発、ライフルを10発撃てるというコースです。銃の種類は4つから2つを選ぶ形式で、私達はsig-226とBeretta CX4 Stormという銃を選びました。

驚いたのは発砲するときの音! 「バン!」という音がコンクリートの壁のせいもあるのか非常にうるさく、貸し出される耳あてがあってもとてつもない音で鼓膜がおかしくなりそうでした。

自分の番がまわってくると、意を決してハンドガンをうけとります。 初めての体験です。キックバックが強くて銃を落としちゃったらどうしよう、なんて考えちゃってものすごく強く銃を握りしめてしまったりしましたが、撃ってみたら大したことはありません。そりゃまぁアフリカの子供が撃ってるんですから大人の私が扱えないような代物ではないことなど明白ですが、とにかく最初はビクビクしてました。

打ち終わって人型の的を見に行ってみると、意外にも私の撃った弾痕は的の中心部に集中していました。このとき一緒に行ったのは全員射撃の経験者でしたが、それでも私の成績はトップクラスでした。嬉しい限りです。

エストニアには、他のロシアと隣接している国々と同じように徴兵制があります。なので成人しているエストニア人はほぼ全員が銃の取り扱いは経験していますし、一緒に行ったアメリカ人は母国で散々つかったそうなので慣れたもんでした。

初めてのことには積極的に挑戦しようというスピリットは大切にしようと思います。これからも。